親子の終活相談

30代のご夫婦が、旦那さんのお父様を連れられて3人で来所されました。

相談は、これからのお父様の事。お子様からは切り出しにくいけど、知っておかないと「もしも」時に困る事柄について、私を含めた4人で話し合いを行いました。

 *銀行口座の管理
*契約している保険の種類・内容
*日常生活での困りごと(お酒の量など)
*高齢者としての車の運転

などなど、心配事は、日常の些細なことから、相続に関わる重大事までたくさんある

けれど、子どもの方からは切り出しにくいのだと思います。
曰く、「死ぬのを待っているのか」と思われるのは心外なのは、普通の心持だと思います。だけど、仮に、今日事故にあって、意識不明になったら、いろんなことでアタフタしてしまうことだと思います。社会の中で、「お年寄りを大切にする」という気持ちが少し強すぎて、本当は、訊くべき事柄だけど、相手の心情を想うばかりに聞きずらいと感じてしまうのでしょう。

そんな事柄でも終活相談という形式で、形を変えた親子の対話でこれらを解決することができるのだと思います。

今回、私を含めてお話合いで、お父様が、銀行口座をいくつ持っているのか。それぞれの口座の使い道等等を親子で情報共有することが出来ました。また、口座についても口座の数も統合して減らすことも提案し、管理しやすくすることも行なえそうです。また、保険契約の内容も把握できました。ただその契約が本当に必要かどうかを含めて考え直すきっかけを作ることが出来ました。

何よりも、子どものお嫁さんより、月に一回は、一緒に食事をしようと提案がありました。お酒を飲むのは、一緒に食事をするときには、たくさん飲んでもらっても構わない。でも、普段は少し抑えて欲しい。そんな気持ちのこもった提案でした。この相談をきっかけに、切り出しにくい事柄も食事をしながらお話合いを行うことができることが期待できます。車の運転も控えて欲しい。必要な時は、夫婦で支援するという話をされておりましたが、お父様側としては、今までの生活に支障が出るということで、車の運転は継続する意向です。でも、継続的に食事会などを通じて、何時か運転が難しくなった時でも、生活に支障が出ないような応援できると思います。
お父様も初対面の私がいる場では、子どもやその嫁に対して、想う気持ちを発露するのは難しいでしょうが、このような食事会で、気持ちを伝えることができるのではないかと思います。

笑いあり、真剣な面持ちありの、とても良い相談であったと思います。

今まで以上によい親子関係が出来るだろうと感じました。

子どもがいる以上、親が亡くなった時の葬儀などをしっかりと行っていくのは当たり前で、そこに他者が入り込む余地はない。必要なことだけをその時に専門家に依頼すれば事足りると思います。わざわざ、契約などを準備する必要もないことです。何故、生前契約や事前の決め事を専門家と欲するか。それは、親子がそれぞれ知らないことが多すぎるからだと思います。

子どものいない人は別問題として、子どもがある場合は、親子の対話が一番の解決方法です。そのために、終活カウンセラーとして、出来る助力に努めていきたいと思

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